わ
◆ワークバンド
WARC band
「WARCバンド」とも表記する。WARCは1993年まで電波の周波数割当を決めていた旧・世界無線通信主管庁会議(World administrative radio conference)の略称で、WARCバンドはこの国際会議が新しく決めたアマチュア・バンドのこと。近年では10MHz/18MHz/24MHzがWARCバンドである。1993年にWARCの電波の周波数割当業務を「世界無線通信会議」(WRC:World Radio communication Conference)が引き継いだ。

◆ワード
word
モールス通信では、たとえばA(・−)がletter(文字)、たとえばQSL(−−・− ・・・ ・−・・)がワード。レター単位ではなく、ワード単位で覚えるようになるとモールス通信のヒアリングが上達する。1分間当たりの送信ワード数を「WPM」(Words Per Minutes」という。キースピードが18〜25WPMだと、かなりの高速といえよう。コンテストやDXでは20WPM以上で打鍵するDX'erも多い。「レター」を参照。

◆ワイドバンド
wide band
帯域幅が広い周波数帯。広い周波数帯を受信(場合によっては送信)できること。

◆ワッチ
watch
受信だけを目的に、または場合によっては交信することを前提に、いろいろな周波数帯を受信して回ること。「傍受」のように監視のニュアンスが強いこともあれば、単なる関心を持って受信する場合もある。

◆和文通話表
Japanese phonetic code
受信者側の聞き間違いを防ぐため、フォーンで「あ」を「朝日のあ」などと明記するためのルールを定めたリスト。本書の「国際フォネティック・コードと和文通話表」を参照。


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