Za-Zz
◆Z
impedance
「インピーダンス」の記号。

◆Z
Zulu Time
Zは「グリニッジ標準時<GMT>」を意味する略語。グリニッジ標準時のタイムゾーン名が「Z」であることに由来する。24時間制で表記する。午前8時半ならば「AT 0830 Z」とする。1974年以降は「協定世界時」(UTC:Coordinated Universal Time)が広く使われているが、UTCとGMTの時刻は同じである。

◆ZD
Zener Diode
「ツェナ・ダイオード」の略称。「定電圧ダイオード」。

◆zero beat
zero beat
「ゼロ・ビート」。二つの信号の周波数をピタリ一致させるとビート音が聞こえなくなる。これがゼロ・ビートの状態である。ビート音とは、二つの信号を合成したとき、周波数差が可聴範囲内だと聞こえる音。米国には「Zero Beat」という会報(Newsletter)を発行しているアマチュア無線団体もある。

◆zero center meter
zero center meter
「ゼロ・センター・メーター」。メーター(計器)の中央にゼロが位置し、針がゼロ点の左右に振れるするタイプのメーター。英語圏の人に「センター・メーター」というと、いくつかあるメーターのうち中央のものを指すと誤解されやすいので、「ゼロ・センター・メーター」と表現すると良い。

◆zero-in
zero-in
「ゼロ・イン」。二つの周波数、たとえば受信と送信の周波数などを一致させること。

◆ZLスペシャル
Zl Special Yagi Antenna
初期の八木アンテナを基本にして改良を加えたビームアンテナ。ニュージーランド(ZL)のアマチュア無線家、故ジョージ・プリチャード氏(ZL3MH、後にZL2OQ)が考案したことから、このように命名された。普通、アルミ棒とアルミのボックスで製作する。2エレメントから12エレメント、HF用からVHF用までと、広く自作されている。それぞれのエレメントがフォールドで、導波器と反射器に位相差を持たせているのが特徴である。発表は1949年で、初作は2エレメントだった。


 © L. B. Cebik


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